【医師に聞く】花粉シーズンの肌荒れトラブル!症状や対策を解説

花粉が飛び交うシーズンのトラブルとして、目がかゆい、くしゃみが出る、鼻水が止まらないといったお悩みを抱えている方は大勢いますよね。

そんな中、花粉症の症状は、肌にも影響してくることをご存じでしょうか? 肌に湿疹がでてしまう、ヒリヒリするといった症状が出ている方は、花粉が原因かもしれません。

どういった症状なのか、「医療法人社団 清優会 はなふさ皮膚科」理事長の花房火月医師にお話を伺いました。

対策方法を解説していただきましたので、参考にしてください。

※前回の記事「顔のたるみの原因とは!表情筋を動かす体操は逆効果?

この記事の目次

花粉シーズンに肌がヒリヒリ!花粉皮膚炎という症状

Q1.花粉の時期になると肌がヒリヒリしたり、荒れてしまったりするのですが何が考えられますか?

それは花粉皮膚炎(かふんひふえん)が考えられます。肌に花粉が接触することによって、かぶれてしまっているんですね。

花粉皮膚炎の症状 ※写真提供:花房火月医師

花粉皮膚炎の症状 ※写真提供:花房火月医師

肌のコンディションを整える!花粉皮膚炎の予防

Q2.花粉皮膚炎の対策として自分でできるケアはあるのでしょうか?

家に帰ったら花粉を洗い落とす、外出するときには保湿を心がけるということが大切になってきますね。保湿剤を塗っておくことで膜ができ、直接皮膚に花粉がつくことから守ってくれます。

花粉というのは大きいので、健康な皮膚の中には侵入できないんですね。ですから、日ごろからスキンケアを行い、肌のコンディションを整えておくということが花粉皮膚炎の予防にとっては重要になってきます。

皮膚科で受けられる花粉皮膚炎の治療は?

Q3.花粉皮膚炎になってしまったら、皮膚科ではどのような治療を受けられますか?

軽症であれば保湿剤をお出しするという形になります。重症化してしまっておりますと、ステロイドのつけ薬や、抗アレルギー薬の飲み薬をお出しするということになりますね。

監修日:2020年3月5日

執筆者:歯科こえ 編集部

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監修医 花房火月医師

はなふさ皮膚科クリニック

理事長:花房 火月

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花房 火月医師