歌手、俳優、タレントとして活躍をしている松崎しげるさんにインタビュー。松崎しげるが、日本の音楽界で長きにわたって活躍しているのは、皆さんご存じですよね。そこで、松崎しげるさんが声量を保つために行なっていることや、いつまでも若々しくいられる秘訣について伺いました。
この記事の目次
“ディナーショーキング”の異名を持つ松崎さんですが、ショーの最中に意識していることはありますか?
写真:松崎しげるさん
20代の頃からディナーショーはしていたんですが、その頃の自分は年齢の割に背伸びをしていましたね。
自分が20代だった当時、ディナーショーに足を運んでくれる人は30代から40代の方が多かったの。だから、なんかやっぱり自分が背伸びをして歌っているなって感じはありました。なので、30代半ばくらいから「自分が楽しもう!」というのをモットーにしたんです。やっぱり自分が楽しくなかったら、見ている人は楽しくないですよね。そこから自分を全部さらけ出すようにしました。
あと、ラブソングを歌うには人生経験が必要なんですよね。自分自身は2回の離婚と3回の結婚をしていますから、私は人生経験が豊富な方だと思います(笑)。
私のラブソングをどんな風にお聞きになるのか、それは聞いてくれるみなさんにお任せしています(笑)。
声量を保つために工夫していることは?
声量を保つためのケアは全然していません。何もしていないんですよ。
お酒をすごく飲むんですが、お酒が原因で歌手活動へのマイナス面というのは今までなかったですね。
例えば、愛のメモリーを歌うとするでしょ。そうすると曲のイントロが始まったとたんに自分がその世界に入っていけるんです。
だから、ものすごく疲れている愛のメモリーもあるし、めちゃめちゃ元気な愛のメモリーもあります。艶っぽいときもあるしね、ほんとさまざまです。
ももいろクローバーZさんととても仲がいいですよね。仲よくなったきっかけなどはありますか?
写真:松崎しげるさん
“ももクロ”がデビューして間もなく知り合ったんだけど、テレビではもちろん、彼女たちの元気さは全然どこに行っても変わらないんです。ステージが終わってからも崩れていない。
俺は“元気印”で有名なんですけど、俺よりも元気な子がいるんだなーと思って。一緒にやっていると、ももクロから本当に元気をもらいます。年齢は自分の孫くらいになるんだろうけど、先輩だからって“さん付け”しなくていいからなって一番最初に言っていて、それ以来、ももクロのメンバー全員から「しげる」って呼ばれています(笑)。
孫から「おじいちゃん」と言われるより名前で呼ばれた方がうれしいですよね。だから、自分のテンションが上がるような行動にもっていけるようにしています。
俺からは「しげるじゃなくて、“松崎こげる”でもいいよ」って伝えていますよ(笑)。
ももクロだけではなくて、ステージとかで若い人たちとコミュニケーションを取るようにはしているかもしれない。そう思ったきっかけは、今は亡きムッシュかまやつさんですね。かまやつさんて若い人たちとコラボするんです。コラボをすることで、かまやつさんの大きな背中を見て若い子も成長しますよね。
自身もかまやつさんっていう先輩の背中を見て育っているし、かまやつさんの音楽が本当に好きだったので、それをまねしているところがあるのかもしれません。
だから、先輩の背中をみて育っているのは確かです。だから、今の若い子たちが僕の背中を見て「70歳まであんな風に歌っていたいよな」って思われたいし、そう感じられるくらいの背中は見せているつもりです。
松崎さんの白い歯が印象的です。何か特別なケアはされているのでしょうか?
写真:松崎しげるさん
僕の友達に歯医者さんがとても多くって、そのうちの一人は主治医のように診てくれています。なので、比較的歯は白いのかもしれませんね。
でもずっとたばこをやめられなくて、去年の8月くらいまで吸っていました。歯医者さんに「たばこを吸うのはやめろ!歯茎にもよくないし・・・」っていわれていたんですが「大丈夫だよ!」っていってましたね。本当はよくないと思いますよ。でも、いつも歯も丁寧に磨くし、マウスウォッシュもしているし・・・と思って。
こういう時代なので、歯が悪ければインプラント、目が悪ければコンタクトとか眼鏡を使うこともできますからね。
歯科こえ 編集部
松崎しげるさんのパワフルな歌声は、聞いている人にもパワーを与えてくれますよね。また、松崎さんのように歯を白くしたい方、衛生的にしたい方は、かかりつけの歯医者さんを見つけることが大切かもしれません。
取材日:2020年3月17日
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